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ハピこし2017〜other report〜

小松未可子バースデーライブ「ハピこし!ライブ2017“名探偵コマツ ~探偵たちの聖誕祭~”」から間もなく3週間ほどが経とうとしています。
もう3週間・・・まだ3週間。
なんだか随分、遠い日の出来事だったようにも思えます。
あんなにも楽しかったので、寂しさもありつつ、次はどんなライブが観れるのか楽しみでもあります。
さて、ツアーの時同様に今回のハピこし2017も私自身が感じたことや想ったことを記していきます。
 

 

今回のハピこしはタイトル通り、小松さん自身が愛して止まない名探偵コナンをオマージュしたライブ構成でした。
ライブ本編中に映像演出を挟み込み、楽曲を歌うというライブ演出でした。
映像は誕生日ライブを迎えたみかこし(マネキン)と通りすがりの名探偵コマツ(マネキン)が、みかこしへの誕生日プレゼントである「願いごとが1つだけ叶う魔法のブレスレット」を盗んだ犯人を探し出すという内容のもの。
この映像演出がけっこう、というかかなりしっかりと作り込まれていて。
映像が差し込まれる度に、メッセージカードが映し出され、次にやる曲を匂わせる演出がもう憎いぐらいにハマりましたね。
本家をオマージュした「真実はだいたい一つ!」の名言(迷言?)も会場中で笑いを誘い出してました。
あと最初の映像演出の際にスクリーンに映し出されたロゴがまんま名探偵コナンで(笑)
本編ラスト、事件が解決した際には「名探偵コマツ」から「名探偵ミカコシ」に変わるのもまた良い演出でしたね。
構成台本は数々の有名ラジオ番組を手がけられている諏訪勝さんが手がけられ、良いテンポ感で物語が展開されて、本当に素晴らしかったですね。
 
カバーで歌われた楽曲は・・・
「ギリギリchop」(B’z)
「TRUTH ~A Great Detective of Love~」(TWO-MIX)
「Mysterious Eyes」(GARNET CROW)
「願いごとひとつだけ」(小松未歩)
の全6曲。
恋はスリル、ショック、サスペンス」では本家アニメOPに合わせて片手でパラパラの振り付けを踊り、最後にあの決めポーズもしてました。
 
「ギリギリchop」は男性曲だし、ないかなぁと思っていたのですが、来ましたね。
めちゃめちゃテンション上がりました。
思いっきり低音の声で歌い上げる姿はとてもカッコよくて、楽曲ラストのシャウトには痺れました!
またバンドメンバーの演奏力の高さを改めて思い知らされましたね。
楽曲を完全に再現していて、本当に凄いバンドメンバーですよね。
 
「TRUTH ~A Great Detective of Love~」なんかは特にそうですね。
イントロが流れてきた時点でもう全身に鳥肌が立ちました。
「この曲は・・・まさか・・・!?」と思いましたが、TWO-MIXのあのバッキバキなデジタルサウンド全開楽曲をバンドで完全再現。
1人で物凄いテンションが上がってましたね。
高山みなみさんに負けない、堂々とした歌唱で歌う小松さんの姿がとても素敵で、なおかつバンドメンバーの演奏に圧倒され、本当に素晴らしかったですね。
 
続けざまに歌われた「Mysterious Eyes」は小松さんにめちゃくちゃハマっていましたね。
小松さんの歌声はGARNET CROW、中村さんの声質と近いものがあると思いますので、とてもナチュラルに歌えていたように思います。
 
「願いごとひとつだけ」が歌われるのは冒頭からわかってはいたものの、実際に歌われるとグッときてしまいましたね。
シンプルな楽曲だけに小松さんの歌声がとても映える楽曲で、改めて小松さんの歌声が好きなんだというのを実感させられました。
 
そして最後のカバー曲。
ドラムセット前に置かれたマイクスタンドを手に取り、ステージ中央にセットした瞬間に空気感が一気に変わりました。
もうその瞬間に何の曲が来るのか、一瞬で悟りました。
静かにイントロが始まり、身震いがしました。
遠くから観てましたが、明らかに小松さんの顔つきが変わったのがわかりました。
最も敬愛し、憧れ、この業界へ足を踏み入れるきっかけとなった、夢のはじまりとなった倉木麻衣さんの曲を歌うその姿に、ただ固唾を飲んでじっと見入ることしか出来ませんでした。
今思えば、小松さんが作り出す空気感に完全に飲まれてましたね。
余計なコーラスも一切なく、ただシンプルにバンドが鳴らす音と小松さんの歌声だけが響き渡り、場を支配していく。
しかも今までのカバー曲はTV size尺だったのに関わらず、この曲だけがフルで歌われる。
歌声に込められた想いがひしひしと伝わってきて、思わず涙が溢れてきました。
今思い返しても、鼻の奥がツーンっとして、身震いしてしまいます。
それほどに素晴らしくて、圧倒的で、感動的でもあって。
歌い終わった後に長く、深々とお辞儀をする小松さんの姿が今も脳裏に焼き付いています。
倉木さんに対する想いが込められた、素敵なシーンでしたね。
 
カバー曲以外は持ち曲を歌われたわけですが・・・
「HEARTRAIL」「MAGIC RADIO」「My sky Red sky」「short hair EGOIST」「Tornado voice」「エンジェルナンバー」「Catch me if you JAZZ」「Lonely Battle Mode」などアップテンポな曲が中心でした。
おかげでひたすら飛び続け、途中で右足がつりそうな予感がよぎりましたが、飛び続けましたね。
意外だったのは「おすしのうた」 
この曲をライブで聴けるとはまったく思っていませんでした。 
伏線は張られていたんですけどね→おすしみかねこバッジ 
歌っている最中にくるりと回ってみたり、とってもキュートに歌う小松さんを観ることが出来て、感無量でした。
もう可愛過ぎて、死ぬかと思いました・・・
しかもこの後に「Tornado vice」を歌うという高低差がまた堪らなかったですね。 
本編ラストに「純真エチュード」を持ってきたのはちょっと意外な気がしましたが・・・
思えばこの楽曲、めちゃくちゃエンディングに似合う楽曲だなぁと。
物語がハッピーエンドで完結した後に流れるのに相応しい楽曲だと新たな発見が出来ましたね。
アンコールで「my dress code」っていうのもちょっと意外でしたね。
ラストは「Imagine day, Imagine life!」っていうのがね、イントロが始まってから涙腺が緩みましたね。
アーティスト小松未可子のはじまりの曲「Black Holy」を歌い、続けることの難しさを語った昨年のハピこし2016のアンコールを思い出してしまいました。
まぁ、サプライズで登場したQ-MHz田淵智也さんに一瞬にしてかき消されましたが(笑)
サプライズで田淵さんが出てきましたが、UNISON SQUARE GARDENのツアーが中休みなの知ってましたからね。
来るのわかってました。
わかっていても、盛り上がれずにはいられませんでしたね。
しかしこの時、黒須さんがギターを弾いていることに気付けませんでした(笑)
記憶を掘り返すと確かにギター持ってた!と後から気付きました。
ステージ中央で小松さんが田淵さんを突き飛ばしたり、小松さん・田淵さん・黒須さん・新井さんが横一列に固まって並んだり、かなり楽しかったですね。
 
さて、今回もバンドメンバーはベース&バンマスに黒須克彦さん、ギターに新井弘毅さん、ドラムに鈴木裕之さん、キーボードに今井準さん、マニュピレーターに篠崎恭一さんという鉄壁の布陣。
位置的にはっきりと姿が見えていたのは新井さんばかりでしたが、みなさん楽しく演奏されていたのは、鳴らされていた音ではっきりとわかります。
新井さんに至っては2曲目で既にメガネを吹き飛ばしていましたし。
このメンバーがいる限り、最高のライブが観れるのは間違いないでしょうね。
サプライズゲスト、田淵さんのベースプレイは・・・まぁいつも通りですね(笑)
 
2015年より3回目の参加となった小松未可子誕生日ライブ、ハピこし。
個人的には最も楽しかったハピこしライブになりました。
昨年のハピこし2016で涙を見せる瞬間もあって、そこから1年でここまで来た。並大抵の努力ではないと思います。
トイズファクトリーに移籍し、Humming MapsとBlooming Maps TOURを経て、余計なものをそぎ落として、より研ぎ澄まされたライブになったように思います。
本編中に一切MCはせず、ただ歌うことに集中して。
ライブ本来の在り方で、勝負できる素晴らしいアーティストになってきました。
歌に集中することで魅せることができる、そんな素晴らしいライブがあの空間にはありました。
本当に彼女は楽しそうに歌うし、真摯に向き合って届けようとしてくれる。
だからこそ、私は彼女が歌う姿が大好きだし、魅了され続けているとも言えます。
何度でも言います。
私は小松未可子の歌う姿が大好きです。
 
年明け、1月にはリスアニ!LIVE。
2月からは小松の夜のパレードTOURが行なわれます。
果たしてここでは、どんな姿を魅せてくれるのか?
今からとても楽しみですね。