Hello, good bye, so long, and Hello!

好きなことを、気ままに、好き勝手に、綴る。

2020年3月の記録

世界中で新型コロナウィルス、COVID-19が猛威を振るい、既存の社会が根底から覆されようとしているような状況が続いていますが、いかがお過ごしでしょうか?私はほぼいつもと変わらぬ日常で、職場と自宅の行き来以外に何処かへ出かけることもなく、普段から引きこもり気味なのでとりえて何かが変わったこともありません。ただ3月に観に行く予定でしたライブは全て開催見合わせ・延期となり、嵐が過ぎ去った後にいつもと変わらぬように、またライブが観れるようになればいいと願うばかりです。

未曾有の状況が世界のあちらこちらで起きていて、人が築いてきた社会というシステムの脆弱さを炙り出され、人の本性を暴き出すような出来事やニュースが飛び交い、暗い気持ちになってしまいがちですが、決して闇の飲み込まれることなく前へと。前を向いて、後にきたる未来へと目を向けて、今は耐えることしかできませんがそれでも前を向いて生きていくしかないと感じながらも、日々変わることなく過ごしています。

 

さて、3月は年度末ということもあり仕事も何かと忙しく、あまり音楽を聴く時間が取れなかったということもあり、聴けた新譜はだいぶ少ないです。なおかつ、3月後半は早見沙織さんと上田麗奈さんの新譜をひたすら繰り返し聴いていたので、他に時間を割けなかったというところです。

amazarashi「ボイコット」
Circa Waves「Sad Happy」
Cory Wong「Elevator Music for an Elevated Mood」
Dirty ProjectorsWindows Open - EP」
downy「第七作品集『無題』」
Four Tet「Sixteen Oceans」
Grouplove「Healer」
iri「Sparkle」
KERENMI「1」
LAKE「Roundelay」
Låpsley「Through Water」
Lauv「~how i'm feeling~」
Lucky Kilimanjaro「!magination」
Paul Bryan「Cri$el Gems」
Porridge Radio「Every Bad」
Shin Sakiura「NOTE」
SIRUP「CIY」
THEラブ人間「夢路混戦記」
The Weeknd「After Hours」
YeYe「30」
YOUNG GUN SILVER FOX「Canyons」
Yumi Zouma「Truth or Consequences」
上田麗奈「Empathy」
内田彩「Reverb」
内田真礼「ノーシナリオ」
工藤晴香「KDHR - EP」
スカート「駆ける/標識の影・鉄塔の影 - Single」
スピラ・スピカ「ポップ・ステップ・ジャンプ!」
高橋徹也「怪物」
早見沙織「シスターシティーズ - EP」
宮本浩次「宮本、独歩。」
ヤバイTシャツ屋さん「うなぎのぼり - EP」
ヒプノシスマイク -D.R.B-「麻天狼 -Before The 2nd D.R.B-」

 聴けた新譜の中で良かったと思うのは早見沙織さん、上田麗奈さん、Cory Wong、iri、高橋徹也さん、The Weeknd、YeYe、Yumi Zouma、Paul Bryanでしょうか。色々聴くようにはしていますが、やはり早見沙織さんの新譜がとても良くて。何回繰り返し聴いたかわからないぐらい、ヘビロテしております。ミニ・アルバムということで全5曲というコンパクトさがヘビロテするのに丁度いい、というのも拍車をかけているように思います。

 

4月に入り、アメリカやイタリア、イギリスなど各国でCOVID-19による異常事態がニュースなどで伝わってきますが、日本もそのフェーズへ突入してしまいかねない状況に来ています。自分たちにできることをして、静かに嵐が過ぎ去ることを祈るばかりです。

音盤巡り 第5回「Empathy」上田麗奈

様々な音楽の中からアルバムを1枚取りあげて、アルバムを聴いた感想や、アルバムに対する想いや感想、聴いていた当時を振り返ってみたり、なぜこのアルバムが好きなのか?などなど個人的なことを綴っていく、それが音盤巡り。
 
今回取り上げるのは上田麗奈さん「Empathy」です。
 
近年、様々なアニメ作品に出演して声優としての活躍が著しい上田麗奈さん。
元気はつらつな役柄やおっとりした天然っぽい役柄から、凛々しい役柄や狂気染みた役柄まで、幅広い演技をそれぞれの作品を通して魅せてくれているそんな彼女が、初めてのフルレンスアルバムを2020年3月18日についにリリースしました。
上田麗奈さんは2016年12月にミニ・アルバム「RefRain」を個人名義でリリースし、アーティスト・デビューをしてから早3年ほど。デビューしてからもコンスタントにリリースがあったわけでもなく、2018年2月にシングル「sleepland」がリリースされるまでにも1年強の間隔が空き、単独ライブを行うこともなく、非常にゆったりとしたペースで音楽活動をされていました。
2019年11月、そこへ唐突にアルバムをリリースするという一報が入り、ついに動き出したかと非常に楽しみにしておりました。
作詞や今までにないポップな曲調の楽曲などに挑戦。
上田麗奈が今表現したいことを、Kai Takahashi(LUCKY TAPES)や、
ORESAMAなど豪華作家陣が書き下ろした新曲を収録。
凛とした透き通る歌声が楽曲に鮮やかな色をつけ、”アーティスト上田麗奈"としての新たな一面を魅せる。
と公式にリリース発表とともに記載があり、楽曲提供・製作陣も公表され、期待値が高まる中でどのようなアルバムとなったのか?

2020年2月の記録

3月も半ばが過ぎました。2月後半ぐらいから新型コロナウィルスCOVID-19の感染拡大に伴い、ライブやイベントの中止や延期が相次ぐようになりました。かくいう私も3月中に行く予定だったライブが全て、開催見合わせ・延期になってしまいました。ライブやイベントだけでなく、あらゆるエンターテイメントが開催を中止・延期せざる終えない状況になってきてしまい、経済にも影響が出始めています。空気もなんだか重苦しく、閉塞感が漂っているように感じます。とはいえ、こんな状況だからこそ笑って健やかに過ごしていけるよう、心がけるしかないのですけどね。

 

さて、2月に聴いた新譜はざっとこんな感じです。

AiRBLUE Moon「MiRAGE! MiRAGE!! - EP」
AiRBLUE Wind「Good meal, Good life - EP」
ASCA「CHAIN - EP」
Beach Bunny「Honeymoon」
Ben Williams「I Am a Man」
BIM「NOT BUSY - EP」
BREIMEN「TITY」
cero「Fdf - single」
ChamJam「ずっと ChamJam」
The Chainsmokers「World War Joy」
Dae Han「Blue」
DJ Mitsu the Beats「ALL THIS LOVE」
Doug Brons「Timepiece」
envy「The Fallen Crimson」
Eve「Smile」
fhána「星をあつめて - EP」
Green Day「Father of All…」
halca「Assortrip」
HIMI「STEM - Single」
HMLTD「West of Eden」
Justin Bieber「Changes」
THE KEBABS「THE KEBABS」
LAVA「Water」
LEARNERS「HELLO STRANGER」
Mint Julep「Stray Fantasies」
Moses Boyd「Dark Matter」
Mystery JetsPetty Drone - EP」
Nada Surf「Never Not Together」
NakamuraEmi「NIPPONNO ONNAWO UTAU BEST2」
New Hope Club「New Hope Club」
OxT「Everlasting Dream - EP」
Poolside「Low Season」
Real Estate「The Main Thing」
Ringo Deathstarr「RINGO DEATHSTARR」
Tame Impala「The Slow Rush」
Tennis「Swimmer」
Tycho「Simulcast」
綾野ましろ「Alive」
伊藤美来「Plunderer」
鬼頭明里「Desire Again」
坂口有望「shiny land」
シュリスペイロフ「遊園地は遠い」
女王蜂「BL」
ちゃんみな「note-book -u.- - EP」
東山奈央「歩いていこう」
ナナヲアカリ「チューリングラブ feat.Sou / ピヨ - EP」
パスピエ「まだら - Single」
羊文学「ざわめき - EP」
秀吉「ひかり」
渕上舞「Love Summer! - Single」
水瀬いのり「ココロソマリ - Single」
やなぎなぎ「宝石の生まれるとき - EP」
リーガルリリー「bedtime story」
緑黄色社会「Shout Baby - EP」
ヒプノシスマイク -D.R.B-「Fling Posse -Before The 2nd D.R.B-」
Tame Impala、Beach Bunny、女王蜂、Tennis、Nada Surfシュリスペイロフ、Ringo Deathstarr、リーガルリリー、THE KEBABS、fhána。
この辺の新譜が良かったなぁと思う感じです。Tame Impalaは特に良かったと思います。やはりサブスクで配信のあるものばかりを聴くのが中心になっているので、サブスク配信がない音楽はぐっと聴く機会が減りますね。CDも2月はTHE KEBABSを買っただけですし。好きで好きでたまらない音楽はCDで買う、と行ったところですね。
 
2月の観に行ったライブは・・・
アナログフィッシュ「Analogfish 20th 20202 聖地巡礼TOUR」at 池下CLUB UPSET
ROTH BART BARON「“TOUR 2019-2020~けものたちの名前~” 」at 愛知芸術文化センター中リハーサル室
の2本。どちらも濃密なライブを観ることができたと思います。ROTH BART BARONは初めてライブを観に行った訳で。LIVERARYという名古屋を中心にカルチャートピックを紹介しているWebマガジンが主催し、バンドがフロアの中心にいて、360°全方位をお客さんが囲って観るという企画ライブで、非常に楽しかったですね。せっかくなので1曲ごとに時計回り移動して観る位置を変えて、楽しく拝見させて頂きました。ROTH BART BARONが生み出す音楽のアンサンブルがとても素晴らしく、ゆったりと体を揺らしたり踊ったり、じっと聴き入ったりして存分に堪能しました。

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SETLIST
01.MΣ
02.Skiffle Song
03.Innocence
05.TAICO SONG
06.屋上と花束
07.焔
08.天使の輪っか
09.Fireman
10.HEX
11.氷河期#1(The Ice Age)
12.HAL
13.けもののなまえ
14.HERO
15.iki
ENCORE
16.JUMP
17.アルミニウム

 

アナログフィッシュはもう何度も観ているのですが、何度観ても飽きない。というか、毎回観る度に驚かされます。バンド・サウンドの濃密さ、音の足し引き、コーラスワーク、いろんな点で常に変化し続けて、新鮮な驚きと感動を与えてくれます。今回のライブはバンド結成20周年記念の締めくくりツアーで。元々3人のバンドで、そこに数年前からRyo Hamamotoさんがサポート・ギタリストとして加わって。3人で鳴らしていたサウンドを4人で鳴らす形にリアレンジした楽曲が満載で。終始、驚きと感動を味わさせて頂きました。下岡晃さんと佐々木健太郎さんというまったく毛色の異なるコンポーザー・ボーカリストが内在しながらも、このバンドが決して崩れることなく、進化し続けていることは私にとってとても大切な楽しみの1つです。アナログフィッシュはできればもっといろんな人に聴いてもらいたい、観てもらいたいバンドです。

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SETLIST
01.F.I.T
02.Pinfu
03.戦争がおきた(LOUD ver.)
04.ロックンロール
05.曖昧なハートビート(Major7 ver.)
06.Sophisticated Love
07.Good bye Girlfriend
08.USO[新曲]
09.LOW
10.平行
11.奇跡のような日
12.Ready Steady Go(Catharsis ver.)
13.Uiyo
14.Baby Soda Pop(Arranged)
15.Life goes on
16.No Rain(No Rainbow)
17.Hello
ENCORE
18.荒野
19.Nightfever

 

3月はライブが全て延期になってしまったので寂しい・悲しいところですが、新譜はちゃんとリリースされますのでそれらを聴きながら、のんびりとライブが再び観れるようになる日が来るのを待つこととします。