宮野真守「MAMORU MIYANO ARENA LIVE TOUR 2018 〜EXCITING!〜」@日本ガイシホール Day2」
宮野真守「MAMORU MIYANO ARENA LIVE TOUR 2018 〜EXCITING!〜」@日本ガイシホール Day2を拝見させて頂きました。
今年でアーティスト・デビュー10周年。
初のアリーナ・ツアーであり、つい先日には初のベスト・アルバムをリリースされたばかり。
曲は何度か拝聴させて頂いておりますが、こうしてライブを拝見させて頂くのは今回が初めて。
それに男性声優さんのライブを観る、というのも初めてのことでした。
私が拝見させて頂いた日はツアー最終公演、千秋楽。
アーティスト活動を行う男性声優の中でもトップクラスの人気を誇っていらっしゃる宮野さん。
やはり会場の客層は圧倒的に女性が多いものの、少ないながら男性のファンの方達もいらっしゃって。
駅からすでに大変多くの人で賑わっており、とても楽しみにしているのが空気感で伝わってきました。
会場内、期待に胸を膨らませ待っていると開演時間16時過ぎに暗転。
そこから閉演するまでの約3時間半。
駆け抜けていくように本当にあっという間で、素晴らしいパフォーマンスがステージ上では繰り広げられていました。
宮野さんの高い身長を活かした、見応えのあるダンス・パフォーマンス。
時に荒々しく、時に甘く唄われる歌声。
ステージセットや映像、照明による演出。
バック・バンドの一体感を保ちつつ迫力のあるバンド・サウンド。
ダンサーさんたちのキレのある動き。
全てにおいてエンテーテイメントの真髄を感じ取れるライブでした。
以下、簡単に印象に残っていることを特筆していきます。
1曲目「EXCTING!」から見事に宮野真守さんによるエンターテイメント・ショウの世界に魅せられてしまいましたね。
2曲目「SHOUT!」での鎖を使ってのパフォーマンスは曲を体現しているようで、夢中で魅入ってしまいました。
要所要所で挟み込まれるバンドメンバーとダンサー紹介も素晴らしかったですね。
「EXCITING!」のRemixからダンサーさんたちが個々で選んだ曲に繋げて、ダンサーさんたちによるダンス・パフォーマンス。
それぞれ選ぶ曲も違えば、ダンスも違って、観ている方としては感嘆するしかありませんでした。
バラード・コーナーとして7曲目「...君へ」から9曲目までの「MOONLIGHT」はただじっと、宮野さんの歌声に酔い痴れることができて、素敵なひと時でした。
「MOONLIGHT」歌唱前にMCで、ファン投票で選ばれたベスト盤Disc 2収録曲へのリクエストが、バラード曲が多かったことに触れ、バラードを大切にしてきた宮野さん自身にとってそれが嬉しかったことをお話してくれました。
しっとりと宮野さんの歌声に酔い痴れた後、やってきたのはファンの方々にはお馴染みとなっている雅マモルによるムービーコーナーでした。
このコーナーでは本当に散々笑わさせて頂きました。
80年代トレンディドラマ風の劇中劇で、鈴村健一さんや櫻井孝宏さん、高木俊さんが友情出演していらっしゃって。
それぞれに個性が強すぎるキャラクターを演じていらっしゃって。
雅マモルだけでも十分お腹いっぱいなのに、追い打ちをかけるように存分に笑わさせて頂きました。
映像の最後で「激パインディング」という新曲を歌い、今まで言ったことがなかった秘密を暴露していくのにも笑わさせて頂きました。
本当は長ズボン履きたい、は面白かったです(笑)
10曲目「Kiss×Kiss」でゴンドラに乗って客席を周り、曲に合わせて投げキッスをしているのはとても良かったと思います。
あれはズルいですね、あんなことされたら男でもドキッとします(笑)
11曲目「オルフェ」12曲目「NEW ORDER」での激しくも圧巻のパフォーマンスには観ている方も思わず熱くなりました。
13曲目「Magic」の演出は本当に素晴らしかったです。
巨大スクリーンに歴代のライブ衣装を着た宮野さんが映し出され、真ん中に宮野さんご自身が立って、映像とのシンクロダンス。
あれはずっと宮野さんのライブを観てきた人達にとっては嬉しかったでしょうね。
14曲目「GOLDEN NIGHT」で会場を巨大なダンスホールに変えた後はコール&レスポンスのコーナーへ。
お客さんみんなで声出し。
女性だけ、男性だけ、といろいろと分けてのコール&レスポンス。
圧倒的に女性が多いながらも、けっこう男性のお客さんもいらっしゃって。
煽られると野太い声がたくさん返ってきてましたね。
宮野さんご自身もとても楽しそうでした。
15曲目「シャイン」を歌い終えて、10周年でこうしてアリーナ・ツアーができること、そして今日のツアー・ファイナルを迎えられたことへの感謝を述べる。
アーティスト活動を始めて、役者・宮野真守として何ができるのか?それを何度も何度も考えて。
それを突き詰めたパフォーマンスを目指してきて。
自分で曲を作ったりはできないけれど、クリエイターの方々たちとどういう想いを込めたいのか何度も打ち合わせてして。
こうして活動を続けてきて、今この場に立っていて。
挑戦し続けてきたことを心の底から良かったと、支えてくれてありがとうと感謝を述べるMCにはグッときました。
これからも突き進んでいきますが、付いて来てくれますか?という宮野さんの問いかけに会場中から歓声が上がっているのにもグッときました。
本当に宮野さんご自身も、ファンの皆さんも、お互いに大好きで、支え合っているんだなぁというのがヒシヒシと伝わってきました。
そして本編ラストにデビュー曲「Discovery」へ。
冒頭の一部をアカペラで歌ったいらしたのがとても印象的で、自身の想いを込めているのがすごく分かりました。
アンコール。
宮野さんが17曲目「J☆S」で再びトロッコで客席を周り、観に来てくれているお客さんたちを愛おしそうに、笑顔で見ていらしたのは感慨深かったです。
本編が終わり「ここからは自由だ」とTEAM MAMOをステージ上に呼び込んで長めのトークタイムへ。
名古屋でツアーのファイナルを迎えるのが初めてで「良いこと言わないとねぇ」と宮野さんがダンサーさんたちをいじっているのは面白かったですね。
しっかりとした信頼関係があってこそのいじり方で、愛がありましたね。
このトークタイムでも大変笑わさせて頂きました。
楽しくトークをしたあとにお客さんたちも一体となっての18曲目「POWER OF LOVE」
コール&レスポンスがとても気持ちが良かったですね。
アンコールを終えても、まだ鳴り止まない歓声。
照明が明るくなり「まだ帰りたくないの?」とダブル・アンコールへ。
ずっとお客さんが宮野さんの名前を呼ぶ声が鳴り止まなくて、宮野さんがとても嬉しそうな顔をしていらしたのが忘れられません。
あんな嬉しそうな笑顔を見せられたら、キュンとしてしまいます(笑)
繋がっている宮野さん、TEAM MAMO、スタッフさん、お客さんたちの愛をこれからも繋いでいこう、と19曲目「EVER LOVE」を歌って終了。
一流のエンターテイナーとしての宮野真守さんを垣間見ること、体感することができて、本当に良かったです。
めちゃくちゃ楽しかったです。
役者として、アーティストとして、エンターテイナーとして、とてもカッコよくて素敵でした。
本当に宮野さんのライブを拝見することができて、良かったです。
SETLIST
01.EXCITING!
02.SHOUT! (Dirty Orange REMIX)
04.ヒカリ、ヒカル
05.そっと溶けてゆくように
06.Thank you
07. ...君へ
09.MOONLIGHT
10.Kiss×Kiss
11.オルフェ
12.NEW ORDER
13.Magic
14.GOLDEN NIGHT
15.シャイン
16.Discovery
ENCORE
17.J☆S
18.POWER OF LOVE
DOUBLE ENCORE
19.EVER LOVE