クラムボン"clammbon モメントツアー2018" @岐阜Club-G
今回で3回目となるモメントツアー。
2016年からクラムボンは従来のメーカーを通した流通でCDを販売する手法をするのではなく、
こうしてツアーを回って、観に来てくれた人達に直接販売する、もしくは店頭で販売したいという個人経営のお店を募って委託販売をする、という形でCDを売るようになりました。
これに関しては2017年にrealsoundの方で記事がございますので、そちらに任せるとして・・・
2016年、2017年と続けてこのツアーを観に来ており、今回で3回目。
2016年は名古屋、2017年は岐阜で、そして今回も岐阜に来てくれました。
ライブの曲数自体は新しいepのプロモーションがメインになるので少なめとなる今ツアー。
しかしそれでも濃密で、とても楽しいライブを味わうことができました。
のっけからの「KANADE Dance」はもう盛り上がらずにはいられません。
体をゆらゆら揺らしながら踊って「パンと蜜をめしあがれ」を堪能。
異様な盛り上がりを見せる会場内のお客さんたちに「ここはフェスかなにかですか?」と不思議そうに問いかける郁子さん。
今回のモメントツアーの趣旨の説明をミトさんがして、3曲目からはプロモーション・ゾーン。
『モメント e.p.3』に収録されてい曲のお披露目。
e.p.3から「ゑゐゑん、可憐」「WARP」「グラデーション」の3曲がお披露目されました。
3曲ともまた今までとは違った感じのアプローチをしていて、とても面白く、聴いていて心地が良かったです。
打ち込み主体で作られているようで、ライブでどうやって再現しようか?となり、
マネージャーさんに「(生音で)やらないんですか?」とプレッシャーをかけられたそうで(笑)
「はい、やります・・・」とどうやるか模索したそうです。
個人的には「WARP」がとても良かったですね。
「Slight Slight」はこうしてライブで改めて聴くと本当に良い曲で。
ジッと聴き入ってしまい、鳥肌が立っていました。
「yet」でのミトさんのベースプレイがとてもカッコよくて。
毎回この曲はミトさんばかり観ています。
「シカゴ」で盛り上がりつつもゆったりと踊ってからの「波よせて」
“ウェイバー ウィエバー ウェイバーララ はじけてく”
とお客さんたちで大合唱。
「波よせて」は本当に聴いていて気持ちが良くて、大好き。
『こうしてライブでキラッキラしたお客さんの笑顔を観れるのが嬉しくて、そうして盛り上げられる曲を作ろうとして、ポロっとできることがなかなか難しいのですけど・・・今回のe.p.3で開かれた抜けの良い曲ができました』とミトさん。
始まったのはe.p.3の1曲目に収録されている「Lush Life!」
非常にポップでカラフルな感じのする楽曲で、聴いていてめちゃめちゃ気持ちが良かったです。
ミトさんが来年、何気に結成25周年を迎えることに触れつつ、いっぱい良いライブをしようっと語りつつ最後の曲「Re-Folklore」へ。
ミトさんの掻き鳴らすアコギが心地良く、そこに郁子さんの歌声が乗って、体を揺らしながら聴き入っていました。
アンコール。
再登場するなり「やっぱすごくないですか、今日のライブ」と郁子さん。
それに対して「岐阜って盛り上がるんだった」と昨年のことを思い出しながらミトさん。
軽く大人の話(グッズ・物販の説明)をして、食いしん坊バンドらしく、岐阜グルメの話へ。
そこからのTVアニメ『異世界居酒屋』のED主題歌になっている「Prosit!」へ。
最後はe.p.3に収録されている「ラナンキュラス」でライブは終演。
クラムボンのライブは何度観に来ても飽きないし、本当に楽しくて心地良くて。
肩肘張らずにゆったり観れるし、観終わった後に感じる多幸感がすごくて。
だから何度でも観に行くし、何度でも彼ら・彼女らの音楽に触れたくなる。
終演後のサイン会にもばっちり参加して、お話してきました。
9月の名古屋ライブには行けるかどうかわかりませんが、なんとか行きたいものです。
SETLIST
01.KANADE Dance
02.パンと蜜をめしあがれ
03.ゑゐゑん、可憐
04.WARP
05.グラデーション
06.Slight Slight
07.yet
08.シカゴ
09.波よせて
10.Lush Life!
11.Re-Folklore
ENCORE
12.Prosit!
13.ラナンキュラス
岐阜ライブで郁子さんのキーボードにかかっていた暖簾。